アイドリングストップについて

2021/10/30

JEEP RENEGADE TRAILHAWK

t f B! P L


 最近良くインスタグラムで「アイドリングストップが働かないよー」という投稿を目にします。 レネゲードは意外に女性オーナーが多いので、あまりメカに詳しくない方々が多いせいもありますが、まず知っていてほしいのは、

  1. アイドリングストップが気まぐれなのは故障では有りません
  2. アイドリングストップはバッテリーに非常に負荷がかかります
  3. レネゲードは中身はイタリア車なので、おおらかに乗りましょうw

 アイドリングストップについては、海外では「Start/Stop system」というらしいですが、レネゲードについても結構書き込みがあったりするので参考になります。日本ではほとんど情報は得られないです。

 まず、1についてですが、レネゲードのバッテリーには、IBS(Intelligent Battery Sensor)というものがついています。



簡単に言えば、バッテリーのご機嫌を伺いながらアイドリングストップをしますよ、というものです。バッテリーの元気のないときは、負荷のかかるエンジンスタートを減らそうと、アイドリングストップ機能を使いません。逆に元気なときは、ガンガン止まりますw 特に冬時期は寒くてバッテリーは元気が悪いので、アイドリングストップしない日が多いと思います。

 2についてですが、最近の車はアイドリングストップをする車が減ってきていますが、それはやはりバッテリーへの負荷が高いことと、さして燃費向上にはつながらないということです。排気ガス自体も以前よりもクリーンになりハイブリッドや電気自動車も増えてきたという面もあるかもしれません。ただ、一番の要因はバッテリーへの負荷だと思います。

 以前乗っていたアルファロメオ・ジュリアはバッテリーを新品に変えて納車したんですが、一週間でバッテリーが瞬死しました。アイドリングストップ車のバッテリーの瞬死はかなり事例が多いです。その後はジュリアにアイドリングストップスイッチ反転コネクターをつけて、エンジンスタート時に自動的にアイストオンになっていたものをオフになるようにしました。これ、レネゲードにも付けたいんですが、いかんせん、モノがありません。残念。アイドリングストップは車にとって必要悪と僕は考えます。

上記で説明したIBSを物理的にバッテリーから外せば、バッテリーが元気がないと勘違いしてアイドリングストップは働かなくなるようですが、エラー警告灯がインパネに出っぱなしになるので、精神上良くありませんw

 3については、そのとおりなんですが、細かいことを気にしていたらレネゲードは楽しめません。マイナートラブルがあっても、まあ、この程度いいじゃん、ぐらいの気持ちで接するのが僕は良いと思います!

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