[レビュー]アルファロメオ ジュニア試乗してきました

2025/07/03

Alfaromeo Junior レビュー

t f B! P L

 6/28(土)にアルファロメオ仙台店の方に試乗車が届いたという連絡がきたので、次の週の7/2(火)に早速試乗させていただきました。

試乗したのは、イブリダ プレミアムのマイルドハイブリッド(BEVモデルは受注)モデルです。色はナヴィリブルーという、ちょっとグリーンな感じに見えるメタリックです。

良い色です。見た目もコンパクトにみえます

リアのダックテイルっぽい感じがカッコいいですね

こちらはスペチアーレ。赤の差し色と、つや消しフェンダーが押し

まず着座してみると、とても見切りがいいのがわかります。アルファの伝統なのか、ナビも未だに2DINタイプの埋め込みで、若干運転席側を向いています。なので、インパネ上はフラットです。今流行りの、まさにディスプレイみたいなインパネ上にはみでる板のようなものではありません。古っぽいといえば古っぽいですが、これはこれでアルファなのかなと😆

個人的に良かったのは、エアコン類のスイッチが物理スイッチだということ。操作感があってとてもいいです。今流行りのタッチパネルは、どうも苦手です。

これからジュニアを買う方に一つだけ注意点を。
この車、最高速度超過するたびに怒られます(電子音)。これは、もちろん設定で消すことが出来るんですが、メモリーされません。イグニッションONにするたび、この警告音もONになります。うるさいと思う人はいちいち毎回OFFにしないといけません。この後のシステムアップグレードやコーディングでメモリーできるようになるかもしれませんが、現状はこういった仕様になっています。

ハンドルは今どきのDシェイプで、太さはとても握りやすい太さです。ハンドル系は少々小さい感じです。

特筆するところはない、至ってシンプルな運転席

センターコンソール部分がこちら。


このセレクトレバーがちょっと私は苦手。
ドライブモードは、Alfa伝統のdnaシステム

Dynamic:
パフォーマンスとレスポンスに特化したモード

Natural:
市街地や高速道路に適したモード。快適性や燃費性能を追求。

Advanced Efficiency:
燃料消費を最小限に抑え、燃費性能を最大化したモード。


さて、試乗編なのですが、乗ってみてまず良いなとおもったのは、「速いと思わせる味付け」です。モードNでもトルクフルで、常用域ではキビキビ走り、とても楽しいです。この常用域でのドライバビリティはとても大切だと思ってます。その点では相当ポイント高いです。
ただ、流石に踏み込むと、ああ、直3ターボ、相当頑張ってるなあって感じます(汗) まあ、そういう踏み込んでなんぼとかの車ではありませんので、致し方ないとして、ともあれ、常用域では、アクセルレスポンスやトルクはもちろん、ハンドリングもさすがアルファという感じでスパッと切り込みますし、きちっと「アルファロメオ」に乗っているんだなあという気分にさせられます。少しだけ山道っぽいところを走ったのですが、十分速いです。レスポンスもいいし、普通にスポーツ走行を楽しめるとおもいます。

ただ、ブレーキが。。。私が慣れていないせいかもしれませんが、回生ブレーキのクセと、踏み込んだときのフニャ感がどうしても馴染めませんでした。回生ブレーキは、慣れれば、1ペダルでほとんど運転できてしまうんで、街なかは非常に楽になりますが、しかしながら、やっぱり私は感覚が馴染めませんでした。

もう一つ気になったところが、段差のいなしです。
凹凸のあるアスファルトの少し荒い路面を走ったのですが、ものすごく変な挙動でした。前後での横ずれにタイムラグがあるというか、なんかこれも段差によってはフニャリといった感じで、気持ち悪いんです。確かジュニアの特徴(ウリ?)で「ダブル油圧ストップスプリングを備えた特殊なスプリングとダンパーが採用した特殊なトーションビーム」となっているんですが、これのせいではないかと。マクファーソンストラットではないんですね。アルファロメオのことなので、今後の調整でもっと良くなって出てくるんでしょうという感じがしました。

と、こんな感じでざっくりとレビューしてみました。

このブログを検索

アーカイブ

QooQ