編曲の難しさ

2014/11/08

音楽・ライブ・レコーディング

t f B! P L
もう情報解禁になりましたので、ひっそりとこちらで。
ひょんなことから、在仙目メジャーバンドの「RIVa」というバンドのアレンジャー&エンジニアをやらせていただくことになりました。


早速、昨日初めて私がレコーディング&ミックス、そして編曲をした「X’mas Flower 〜天から零れた花びら〜」がRADIO3の電波に乗って世に出ました。今月は、エフエムたいはくのパワープレイにも私のユニット、なかのや&みい楽団の2曲を1ヶ月間流していただいて、感無量月間ですw

編曲作業なんですが、大体自分の関わるバンドはほぼ自分でレコーディング&ミックス、たまに編曲をしているわけですが、全体デモの部分から全て作業することは少なくて、大体は、各楽器の方に、自分の楽器のラインを作ってきてもらって、レコーディングの時にああでもないこうでもない言いながら作っていくことが大半だったので、正直まずはどうやって始めていくかが、自分にとって難問でした。

全ての楽器をそつなくこなせれば、編曲作業ってだいぶ楽になるはずなんですが、自分の場合はそうはいかず、自分はドラマーなので、ドラムのライン以外は、雰囲気がつかめる程度にしかデモで入れられないのが歯がゆくて仕方がなかったですね。たとえば、頭のなかでは鳴り響いているギターのソロやオブリ、音色とかも、これは自分では弾けないし、打ち込みでは伝えるのは無理だと諦めることとか、多々ありでした。

ただ、今回のこのクリスマスソングを通して、なんとなくコツが掴めてきました。
ドラムは今までどおり、キーボードなんかは、コードネームからつくるのではなく、実際に鍵盤で鳴らしてみて、あ、この音の組み合わせがベストとおもったら採用、あとでコードを調べる。ベースは、打ち込みでしたが、今後は自分でひいちゃったほうが早いかなと。最後の味付けはメンバーに任せる(これ重要。やはり餅は餅屋)。ギターもしかり。ボーカルのメロは、とりあえず軽く打ち込んでしまう。
このやり方だと、2〜3日あれば、1曲デモが出来る感じです。慣れればもっと早く出来るんでしょうが、自分、イントロフェチなので、イントロにほぼ半日時間かけてしまうんですよねw
構成は、RIVaに関しては、基本2ハーフ(Cメロ[大サビ]ありき)。
やっぱり、分かりやすい、馴染みのある進行が自分も好きだし、ドラムのケンジさんもそう言ってくれています。
プロデューサーは、1980年のTVドラマ「ちょっとマイ・ウェイ」の主題歌「夜明けのマイ・ウェイ」を歌っていたPALというバンドの原田さん。



色々と、原田さんの作った曲や、デモ曲を聴かせて頂いてるのですが、やっぱりプロは違うなあと思いました。
聴かせる味わい深い曲ばかりだし、デモなのにもかかわらず、もう、特にギターは、このまま採用してもいいんじゃない?レベル。
本当に味のある良いギターなんです。
なんか、こんな凄い人のなかに、凡人がまじっちゃっていいのか、みたいなところがあって、ちょっと引け目を感じる部分もありますが、走りだしてしまいましたから、息が続くまで走っちゃおうかなと思っています。

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