ボルボXC40 T4 AWD R DESIGN 勝手にレビュー

2022/07/28

VOLVO XC40 AWD R DESIGN レビュー

t f B! P L

速報でもお伝えしたとおり、早速のパンクの洗礼を受けて(これは車両のせいではないです)、立ち直ったので、ゆるっと、誰でも分かるような簡単なレビューをしたいと思います。


まずは乗降性。特に後部座席ですが、以前乗っていたレネゲードトレイルホークよりは、間口は狭くなりましたがステップが若干低くなり、その点は楽になりました。うちの90歳になる膝の悪い母親でもなんとか後部座席に一人で乗れる感じです。


乗ってしまえば、後部座席の足元が本当に広いです。エアコン送風口も大きく操作しやすく、USBと、なんとシートヒーターまで付いています。



ドアを閉めた時の「ドン」という音に重厚感があります。R DESIGNのロゴが個人的に好きです。

控えめなAWD表示に好感がもてます


シートはファブリックと革を使っていると思うのですが、座り心地は抜群です。安心します。電動シートに加えて電動ランバーサポートも付いているので、きちんと調整すれば腰に優しいです。シートメモリーはドアに付いていて、とても操作がしやすいです。


メモリーは2つ。必要十分です。

運転席からの見切りは、ボンネットの形状が真ん中が盛り上がっているので多少慣れが必要ですが、すぐ慣れます。車体感覚は車幅1875mmには思えないほど。通常まっすぐ走る分には1800mmと同じ感じで運転できます。だがしかし、ちょっと狭い駐車場などでは、デカさと小回りの効かなさ(最小回転半径は5.7m)に泣かされます。

縁無しの防眩ミラーのデザインとミラーの色合いがとても好きでスッキリ見えます。

後部座席のヘッドレストが大きく、快適性があるのですが、後ろに人を乗せないときは視界を遮る邪魔な物体と変貌します。しかしながら、運転席からボタン一つでヘッドレストを倒すことが出来ます。こういう安全面での気配りがボルボって凄いと思いました。

ヘッドレストの快適性は抜群なんですが、一人の運転のときは邪魔者

こんな感じに後部視界に死角を作ってますが。。。。。

ボタン一つで、ヘッドレストの死角が無くなります

運転席に座った感じは、本当に質感が良く、気持ちが安らぎます。飛ばす気にはなれません(笑) 物理スイッチが少なく、コンソールの液晶画面(ボルボではセンサスと言います)に集中しています。ここは個人的に物理スイッチが欲しかったところですが、今の所そんなに不便はないです。タッチの反応も上々です。


出勤前に急いで撮影したのでブレてますねw すみません。

スピーカーはハーマンカードン。さすがの音質です。音質だけでなく、センサスでの音像の調整が素晴らしく、簡単に良い感じの音場にしてくれます。フロントスピーカーが、ドアについているのではなく、ボンネット側のフロントウインドウ脇下にある独自のセッティングで、音像も上がり、さらにセンタースピーカーもあるので、これでもかというくらいの音場を作り上げてます。EQフラットでも、かなりフラットな音作りになっており、サブウーハーが付いているので、若干低音が微強調されておりますが、それがベストなんです。嬉しい誤算でした。あまり車の中で音楽聴かなかったのですが、今は音が良いのが楽しくて積極的に聴いております。そして、Apple Car Playをもっと簡単に使えるように、アレを買っちゃいました。別にまとめます。


ATのセレクトレバーは、一般的な、セレクトしたところに固定されるものではなく、一度倒すとまた中心に戻ってくるタイプです。最初はとても戸惑いましたが、慣れるととてもいいですね。力も要らず素早くセレクト出来ます。確かプリウスもこういう感じだと思ったんですが、あまり評判は良くないみたいです。私はこのタイプのセレクトレバーは好きです。ちなみに「P」の位置はボタン式になります。

オートパーキングブレーキのボタンがシフトの後ろ側に付いていて、これを押すと、車が止まったときに自動的にパーキングブレーキがかかり、ブレーキから足を離すことが出来ます。非常に便利なときと、逆に邪魔なときがあるので、臨機応変に使ってます。


いつも気になるアイドリングストップなのですが、センサス液晶内のボタンタッチで解除出来ますが、次回のエンジン始動時にはまたONに戻ってしまう仕様です。私は非常にこのアイドリングストップ(外国ではスタートストップと言いますね)が嫌いです。さほど燃費も良くならず、環境にもさほど意味はないらしく、それなのに、バッテリーとセルモーターに多大な負荷をかける邪悪なシステムだと思っております。なので、毎回OFFにするのですが、このXC40は、センサス画面が表示されるのを待ち、表示されたら左にスワイプして、ボタンをタッチという非常にまどろっこしいことこの上ありません。せめて物理スイッチで外に出してもらいたかったんですが、自分なりに解決策を見つけたので、別記事にしてまとめます。

センターコンソールボックスがバカでかくて(笑)本当にティッシュ箱1つ入る大きさ+取り外し簡単なゴミ箱までついています。折角なので、ティッシュ入れてみました!


さて、ここからは走行面ですが、この車にスポーティーさを求める人はあまりいないと思いますので、実用域での走行の感想を書きます。

乗り心地は、正直あまり良くありません。こういう乗り味が好きな人はいいのですが、段差のいなしが下手です。けっこう揺れます。高速などは滑るように走ります。これは問題ないのですが、問題なのは市街地走行。特に舗装を修繕した後に少し凹んだようなところが多いところは全然だめです。不快な細かい振り戻しで腰が疲れます。変な挙動です。サイドサポートに脇腹がふにゃふにゃ当たって不快です。こういう小さいながらも主張している段差のいなしは、やはり以前乗っていたプジョー308swは良かったなと思います。

そして、ハンドルが軽い! 走行モードやIndividualのステアリング操舵力変更でも若干変わるんですが、それにしても軽すぎる。もう少しだけしっかり感が欲しかったです。でも、女性の方にはいいんじゃないでしょうか。指二本でラクラク動かせるほど軽いです。

ハンドリングは、ジュリアまでは行きませんが、結構切り込む感じです。慣れれば大丈夫だと思いますが、自分の感覚とは違った切り込み方があります。反応が良い感じとは違う感じなんですが、上手く言葉では言えません。ただ、気になるほどでは有りません。

ブレーキは、素晴らしくリニアです。ソフトブレーキングにもハードブレーキングにも思い通りの踏み心地で作用します。

エンジンは非常にマイルド。静かです。踏み込めば190psありますので、AWDもあいまってなかなかの加速力です。なんといっても、確か1200rpmあたりで最大トルクを出すエンジンなので、街中は楽です。ATも、アイシン製だと思いましたが、びっくりするほどショックがないです。CVTかと思うくらいですね。これ、レネゲードにも採用すればいいのにと思いますw しかもしっかりパドルも使えます。切り替わりは意外に早く、下り坂などでは積極的に利用させてもらっております。

バックするときはカメラが働くのですが、4方向のカメラ画像を合成して、上からの視点で見えるようにしたバードビューが、かなり使えます。i8にもついていたのですが、解像度が悪く、画面も小さかったのでほとんど利用しませんでしたが、XC40はかなり利用させてもらってます。

ここまでざっと書きましたが、まだまだ色々な便利装置や、ギミックが沢山あるのですが、疲れたのでここまでにします(笑)




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