アバルト695のレコモンの手動開放スイッチを自作してみた(その3) ←前回
さて、今回は車体への取付なのですが、特筆するようなところはあまりありません。
うまく写真が撮れなかったのですが、写真上部の純正のカプラー間に今回作成したリレーハーネスをサクッとはめ込みます。あとは、リレー用電源をヒューズボックスに繋げば配線は終わりです。
リモコン受信ユニットは見づらいかもしれませんが ヒューズボックスの下の空いている場所に突っ込んでます |
この写真を撮影した時点では、F21(ミニ平型15A)から取っていたんですが(先人のブログによれば、10秒後に電源が切れるらしい)、どうやらこのヒューズの入っている位置はバッテリーとリレーの間なので、常時通電しているようです。Fuel Pumpの可能性もあり、エンジン関係から電源を取るのは好ましくないので、F85のシガーライター(平型20A)から取ることにしました。
ちなみに、なぜACCに繋ぎたいかというと、リレーへの電源が切断されると、リレーがリセットされ、エンジンをかけるときは常にNCが閉じている状態に戻るので、バルブが閉じている状態になります。エンジン始動時はいつも閉じていたいので、こちらにしました。
なので、もし仮に、リモコンの状態を次のエンジン始動まで保存しておきたいならば、常時電源(F14のハイビームあたりが適当でしょうか)から電源を取れば良いと思います。
2023年式の695の説明書に、ヒューズのダイアグラムが載っていないので(要は自分でいじらず何かあったらディーラーに持っていけというステランティスの指針なんでしょう)、全く無いのも不安なので、695のエンジンルームのヒューズボックスのダイアグラムを覚書しておきます。
(自分で資料等参考にして独自にまとめたものなので、参考にしてもらうのは良いですが、このダイアグラムを利用して何が起こっても当方は責任を負いませんのでご了承ください)
F02 オーディオアンプ 20A
F05 パワステ 70A
F04 アンチロックブレーキポンプ 40A
F23 アンチロックブレーキバルブ 20A
F15 パワーウインドウ 20A
F14 ハイビーム 15A
F10 ホーン 15A
F19 エアコン (氷の結晶マークの上にㇵの字のアイコン) 7.5A
F30 フォグ 15A
F20 ヒーテッドミラー、リアデフロスタ、リアフォグ、電動ドアミラー 30A
F21 エンジン関係(Fuel Pump?) 15A
F11 エンジン関係 (Powertrain?) 10A
F17 エンジン関係(Powertrain?) 10A
F22 エンジン関係(?) 15A
F18 エンジン関係(Powertrain?) 7.5A
F06 ラジエーターファン(Single, Low Speed) 30A
F07 ラジエーターファン(High Speed) 40A
F09 ライトウオッシャー 30A
F08 エアコン(Blower Motor?) 30A
F87 エンジン関係、横滑り防止装置ESC、パワステ上流 7.5A
F16 エンジン関係 [F87下流] 7.5A
F24 横滑り防止装置ESC、パワステ [F87下流] 7.5A
F85 シガーライター 15A
F01 HB(ボディーコントローラー)へ 60A
F03 H001リレー(イグニッションスイッチ) 20A
そして、出来上がったのがこれです。
もう少し見栄えを綺麗にしたい(笑) |
問題なく動作しております。
0 件のコメント:
コメントを投稿