ミックス・収録用ヘッドフォンを新調しました ( SENNHEISER(ゼンハイザー)HD 490 PRO )

2024/04/24

音楽・ライブ・レコーディング

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今まで使用してきた、ど定番の「SONY MDR-CD900ST」ですが、実は以前から不満がありまして、いろんな雑誌でのレビュー等で見かける「味付け無しのフラット」では無いような気がします。実際、私の中では、このCD900STで聞こえた音に、私なりのフィルターをかけてミックスするような感じです。特に音がすごく良いという訳でもなく、さほど解像度も良いわけではないような感じで、テンションもあまり上がらず、まあ、定番を使ってれば間違いないか、という感じで、今までダラダラと使用してきましたが、そろそろ浮気してもいいかなと、思い切って買い替えました。

それがこれです。


ドイツの名門、SENNHEISER(ゼンハイザー)の「HD490PRO」でございます。まず、私がラジオ番組の収録ライブ等で使用しているゼンハイザーのダイナミックマイク「E935」が最高にお気に入りで、もうこれ一本でもいいんじゃない?というくらいのお気に入りマイクで、こんな良いマイクを作れる会社なら、ヘッドフォンも間違いないと思い、これに決定。ゼンハイザーだからという理由の他に、

・幾何学的な角度のイヤーカップデザインにより、トランスデューサーの配置を最適化し、安定したリスニング体験を実現

 なんだか難しく書いてますが、言ってしまうと、きちんと耳に対して音を出力する部分のドライバーが耳のほうに向いているということ。モニタースピーカーの設置の時に良く目にしたり耳にする「LRスピーカーと頭の位置が正三角形になるように」というところを、ヘッドフォンで再現したというところでしょうか。ヘッドフォンなんですが、モニタースピーカーで聴いているときに近いということです。

・Dear Reality dearVR MIX-SEプラグインを同梱


 このままでもかなり定位感はスピーカーに近いと思うんですが、さらに、このプラグインで、まさにスピーカーで聴いているような音場になります。簡単なミキシングマスタリングなら、このヘッドフォンで十分ということです。

さらっとMacbook Proに繋いで聴いてみましたが、音の空間がすごく広く、クリアな感じで、ずっと聴いていたい音だったことは間違いないです。掛け心地もやさしく、長時間リスニングでもおそらく疲れないでしょう。

 イヤーパッドは2種類が同梱されていて、「ミキシング用」「制作用」という名称がついていて、ミキシング用はファブリック素材で、フラットでニュートラルな音調に(なるように)仕上げられていて、細部の調整の確認に向いた仕様になっているようです。

 一方の制作用はベロア素材で、こちらは肌触り(耳触り?)もよく、低音は少し強めに出るようになっていて、(サウンドステージが少し狭くなるようですが)温かみのあるサウンドを再現するよう計算されているそう。


とにかくいろいろな意味で凄いヘッドフォンなのです。
新しい相棒となります。




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