試乗してきました(プジョーe-208編レビュー)

2020/11/13

レビュー

t f B! P L

今話題の、プジョーe-208と、2008試乗してきました。

夜に、飲みながら、録画した、おぎやはぎの愛車遍歴を見ていたら、208が出てきて高評価だったので、いてもたってもいられず、イデアルのK店長に電話を入れ、翌日試乗できるように手配してもらいましたw

試乗当日、i8納車時や、アバルト試乗時でお世話になっている、面白すぎるY氏が試乗に同行してくれることに。Y氏も、相当な車好きで、10日前にジュリエッタのベローチェを買ったばかり。見せて頂きましたが、真っ黒! これまた超カッコいい。マフラー出口もアロイホイールもすべてブラック。写真を撮っておけばよかったんですが、話が弾みすぎてそれどころではありませんでした💦

そして早速試乗。その前にまずは、e-208のエクステリア画像を。

プジョーe-208 フロント斜めから

プジョーe-208 リヤ斜めから

前モデルより、ルーフが低くなっているので、相当スタイリッシュになっています。カッコいいです。この車両はGT Lineというグレード。スポーティーなグレードですね。ヘッドライト周りのデザインがかなり怖い印象。なんでも、「ライオンの爪で引っ掻いたイメージ」らしいですが、好き嫌いの分かれるところでしょうか。フロントボンネットの「208」のロゴも、個人的にはいらなかったんじゃないかと💦

インパネはこんな感じです

プジョーe-208 インパネ

写真では分かりにくいですが、速度表示の部分だけが、前に浮いているように見えます。不思議な感じですが、これが何か意味があるのかは不明です。

GT-Lineは、バケットシートなので、結構窮屈な感じがしました。普段乗りにはちょっと気持ち的に疲れる感じかなと。ハンドルはめっちゃ小さい印象ですが、運転してみると、特に運転しづらい感はなく、なぜ小さくしたか、という意味もなんとなく分かってきます。この小さなハンドルのおかげで目前のハンドル上部の切迫感がなく、さらに、計器類が見やすいです。

前後の乗降のしやすさは、きっちりドア開口部も広く、非常に良い感じです。

走り出すと、EV特有の「ヌルす〜っ」というトルクフルな加速感があります。ガソリンエンジンにこだわりがない人なら、とても好印象なはずです。かなりスムーズ。加速感もかなりあります。

ロードノイズも低めで、なにより、前モデルよりも足回りが非常に好印象でした。いわゆる「猫足」が非常に感じられます。僕の中では、プジョーの歴代モデルの中で猫足のベスト1は「505」なんですが、それに近い感触を受けました。Bセグメントのくせに、乗り味は、Cセグメントに近いです。それもこれも、プジョーの伝統的なサスに加えて、新プラットフォームのCMPが良い仕事をしているんだと思います。

そして、CVTなので、変速ショックは皆無ですが、もちろんパドルはありません。ちょっと悲しい印象。

Y氏に聞いたところによると、色々検証した結果、フル充電での走行距離はだいたい300Kmくらいかなというところでした。これを長いととるか、短いととるかは人それぞれだと思いますが、僕はちょっと不安に感じました。もう少しEVの充電施設のインフラが整備されてからでも遅くはないかなと。

価格帯も、Bセグで400万円台。よっぽど「このe-208しかない!ゾッコン!」と思った方以外は敬遠してしまう価格帯なのでは。400万円台というと、魅力的な車が他にもわんさか出てくる価格帯。

総評としては、僕は、5点満点中、3.5点かなと。
ガソリンエンジンは、後述する2008で書きますが、その感想を含め、208は、ガソリンエンジンがコストパフォーマンス的にもベストかなと思いました。

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