本当にモニタースピーカーを選択するのは難しい。
これは、正直、一生の耳に合ったものを探すのは不可能なのではないか!?
というくらい、難しい。
マイスタジオのモニタースピーカーもいろいろ試してきましたが、
結論から言うと(持論になります)、
◯値段で決めるのもなんですが、でも、1台50000円以下のモニタースピーカーは少なくとも、プロユースでの使用はかなりきつい。
◯ほいど馬買った、みたいなことにならぬよう、スタジオのキャパにあった大きさ、口径、を選ばないと後悔する。
◯きちんと、そのスピーカーに合った置き場所を試行錯誤して決めないと、本当の意味でのそのスピーカーの性能は出せない。が、、、、本当に良いスピーカーは、多少の置き場所の違いは、あまり変わらなかったりする。
◯自分の感覚に合った音。レビューに振り回されないこと。
たとえば、一般的に、原音に忠実な音と評されるスピーカーでも、自分の耳にはバランスや音像が悪く聴こえることが多々あります。ここがリファレンススピーカーのキモであります。
◯テンションの上がる音じゃないとだめ。
なんというんでしょうか。もちろん、上記の自分の感覚に合った音というのは大事ですが、なんとなく、綺麗なだけでやる気のない音、ガッツがあるのだが、詳細がよくわからない音、のほほんとした眠くなる音など、いろいろありますほんと。 要は、自分が、聴きたいと食らいつくような出音のスピーカーでなとダメだと思います。
◯言っちゃえば、そんなにこだわらないmixであれば、SONY MDR-CD900STヘッドフォンだけでミックスしても良いと思ってます。これだけでも十分バランスの良いミックスができます。
が。。。。 ここからなんです、ほんと、ここから。うまく説明できませんが、ここから先にめざすものが、モニタースピーカーがないと出来ないのです。両耳セパレートのヘッドフォンと、LRの音が一気に両耳に襲いかかってくる、ステレオスピーカーの音。全く別物なんですよね。
長くなりましたが、最近、機会があり、GENERECの音を聴けたんですが、衝撃でした。
無論、Eclipse TD508mk3の音も、音像がわかりやすくて、重宝していたのですが、GENERECのスピーカーの音を聞いたら、なんといっていいのやら、凄すぎでした。その情報量。
↑※これは今まで使っていたTD508mk3。良いスピーカーでしたが、良い意味でも悪い意味でも音が綺麗すぎて(他の多数のスピーカーとの違いが大きい)、正直テンションがあがりませんでした。
そしてなんといっても、やる気の出る音が素晴らしかった。
ずいぶん前にも、同級生のレコスタで、GENERECのラージスピーカーでの音を聴かせてもらいましたが、なんというか、ああ、僕には全く縁のない、手の届かない音だなと、えらく感動とともに、落ち込んだりしましたが、あの感じをニアフィールドに持ってきたといっても過言ではない音でした。
というわけで、今回スタジオに新規導入するスピーカーがこちら。
4月に新規発売。身の程を知った大きさ。8020Cのマイチェン版ですね。
出力がアップされたほか、DESKTOPスイッチが搭載されました。
これぞ、僕の求めるモニタースピーカーだとおもいました。
新型のFOCALとも悩みましたが、やはり、ここでGENERECを手に入れておかないと
たぶん一生後悔すると思った次第です。
早速予約しようと思うのですが、せっかくなので、受注生産のホワイトにしちゃおうかなとw
何事も、テンションあげないとw
やっぱり最終的には、GENERECなのかなと。遠回りしたなあ。
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