おそらく2017年式で、走行距離はまだ5000Km台の低走行車です。
車体寸法は、3995×1750×1495(mm)で、とても取り回しは楽です。 街乗りで重要視される最小回転半径は5.5mと若干大きめですが、今の所不便を感じたことは無いです。 エンジンは1200ccで、発進時トルクに不満はありません。街乗り重視であれば十分な加速を得られていると思います。欧州車のコンパクトカーにありがちな、低速域は感じない妙な中域の伸びがありますね。この車もやはり中〜高速用途に性格を振っている気がします。
デイライトが良い感じです |
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問題はここからです。
まず、サスがふにゃふにゃ。船に乗っている感じです。昔のXMなどのシトロエンも船のようなと表現されますが(私も乗ったことがあります)、それとはなんか違う感じの、嫌なふにゃふにゃ感です。さらに、ホールド性の全く無いシートと相まって、ふにゃふにゃ×2です。気持ちが悪いです。 なんか7〜80年代初期の日本車セダンの乗り味を思い出しました。
こういうディープリムの鉄チンホイールってあるんですねw |
そして、ブレーキがダメ。渋滞時は、結構カックンカックンします。中速域からの制動はさほど問題ないのですが、低速になるにつれて、微妙なブレーキングが出来なくなります。上記に述べたふにゃふにゃサスと相まって、どうやっても最後には大小ありますがカックンします。
スタート・ストップはエンジンを切ると次回には必ずONに戻る嫌な仕様です |
メーター周りや、このシフト周りも色気がないです・・ |
さらにAT。発進時の変速ショック大きめです。ゆっくり踏み込めばなんとか目立ったショック無く発進をさせられますが、ちょっと踏み込んだだけでドンというショックが来ます。どういう状況でこれがなるかちょっと検証不足なのですが、他にも気になった時が結構あります。
色気無し |
各メーターの見やすさは、可もなく不可もなし |
ハンドリングに関しては、街乗りとしてはあまり気になるところはありませんでした。ちょっと軽すぎかなとは思いましたが、このくらいがこの車には丁度良いのかもしれません。それよりも、上記に挙げた他の部分が気になりすぎて、あまりハンドリングには気が行きませんでした😓
それから気になったのは、雨滴感知ワイパーが敏感すぎ。この個体だけかもしれませんが、普通の雨ですぐ高速になってしまうので恥ずかしい(笑)
考察結果として、日本の交通事情には少し合わない味付けなのかなと思いました。欧州のように、高速道路や有料道路、ゴーストップのあまり無い道路などでは、良い感じなのかもしれません。
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